転職

私の転職体験記3 外資系メーカーへ

こんにちは、テッドです。
このブログは、転職と英語によって実際に年収アップに成功した私が、その体験や方法について公開していきます。

今回は、これから転職しようかと悩んでいる方、転職を決意したけどどのような方法で転職しようか悩んでいる方に読んでいただきたいと思います。
私が年収を1.5倍にすることに成功した転職の実体験を、一つの転職の例として知っていただければと思います。

転職の経緯

この時が私にとって3回目の転職です。
※1回目、2回目はこちら
私の転職体験記1 会計事務所へ
私の転職体験記2 金融系ベンチャーへ

金融系ベンチャーに10年以上勤めていた私は、20代から30代にかけて、社会人として大きく成長する時期をこの会社で過ごしてきました。
もちろん社内全体に渡って人間関係を築いており、経営企画部だった私は、どんな案件でも各部に一人は相談できる相手がいる状態でした。
転職するにあたって、長年に渡り築き上げてきたこの人間関係を捨てることは最も悩んだことの一つでした。この転職にあたって私が悩んだことはだいたい以下の通りです。

  1. これまで築いた人間関係を捨てること
  2. このままここにいれば昇格できるのではという期待
  3. 自分と共に成長してきた会社を好きになっていたこと
  4. いざというときに頼りにできる役員の存在

1つ目は上で挙げた通りですが、2つ目に関しては、創業から20年近く経って年功序列が染みついてきており、「あと何年いれば部長だな」のように、ある程度の成果を出していれば先が見通せるようになっていたことです。ただ、その先が長い。当時課長クラスだった私が部長になれるのには、おそらく10年待たねばならなかったでしょう。ただ、その時は見通せることが残るモチベーションとして働いていたのです。

3つ目は分かりやすいですね。愛社精神です。ただ、論理的でないため他のものと比較しにくく、転職を辞めるための言い訳に使いやすい厄介な面もあります。

4つ目は昇格には欠かせないものになります。目をかけてくれる役員です。ミスったときに守ってくれ、成功した時にはきちんと評価してくれる。これが有る無しでは組織の中で上に上がれるかが大きく変わります。転職は、その役員との関係も捨てることになります。(ただし、退職後もきちんとその関係をメンテナンスしていれば、いつかその会社に戻りたくなった時に引き戻してくれる存在になります)

それでも転職をした理由

  1. ここにいたら10年先だった部長待遇を約束された。
  2. 現職のビジネスの将来性に不安があった。
  3. かなり苦労して立ち上げた買収案件を反故にされた。

1つ目は大きいですね。冒頭に挙げた年収1.5倍です。部長の肩書も。そして1年後にはその上のクラスに上がり、給与もさらに2割増しが約束されました。理由は後述します。
2つ目は、創業から20年経過し、世の中が変化しても、その会社のビジネスモデルは大きく変えることができないものでした。だんだん今のビジネスの成長性が失われることが明確であったため、最も稼いでいる領域が守りに入っていくフェーズでした。やはり広がっていく業界、領域に身を置くほうが、何においてもチャンスは多いと思います。
3つ目は、会社がそんな状況でしたので、他国への進出も必要だと考えてカナダの買収案件をアメリカの友人を通じて見つけ、上司や社長に適宜確認しつつプロジェクトとして進めていました。実際に買収する直前まで行ったのですが、海外子会社はうまくコントロールできないということでその案件を中止するようにある役員から言われ、泣く泣くその案件を潰すことになったのです。誘われた先の話を聞くことにしたのはこれが決め手になりました。

では、一体どうして外資系メーカーのCさんは私を見つけて声をかけてくれたのでしょうか。

ヘッドハンティング

といっても大げさなものではなく、SNSの連絡でした。
ではなぜSNSで連絡が来たのか。
それは連絡をくれたCさんの求める人材像にピッタリだったからです。
Cさんの求める人材像

  • 金融業界でも私が経験してきた特定の領域をよく知っている
  • システムの経験もある
  • 英語ができる

そして、高額な報酬を出しても欲しいと思ってくれたのでした。
また、たまたまCさんと経歴のうちの1社が重なっていたことも印象を良くしてくれたようです。

では、このSNSとは何なのでしょうか。
それは、LinkedInという社会人のためのSNSです。
もしかしたら初めて聞く人の方が多いかもしれません。
日本ではあまり普及していませんが、海外ではかなり浸透しており、外資系企業は人事の採用担当にアカウントを持たせているケースも多いです。

気になった方はまず登録、でも良いですが、英語で登録した方がいろいろなオファーが届きやすいです。
私はこれまでも、外資系企業複数社からお声がけいただいていますが、どれも英語ができるからでした。

「なんだ、自分は英語できないから関係ない話だな」と思ったあなた。
私もそんな中の一人でした。
私のTOIEC450点から900点への英語力アップの方法についてはこちらを読んでください。
3か月で確実に英語力アップ 英語脳の作り方

さて、そんな形で生まれて初めてヘッドハンティングされた私。
選考プロセスは次のようなものでした。

選考~内定

面接というものは無く、2度の面談でチーム構成から部の担当業務、これからやりたいこと、なぜ私に来てほしいのか、などの説明を受けました。
選考というより、「こんなところだから来てほしい」というオファーでした。
私も転職したらそこの会社でやってみたいことがあったので、こういうことがやりたいのだができるか、ということを確認し、Cさんがプロジェクト化すると約束してくれたのでかなり前向きに考えていました。
そこで給与の金額も口頭で確認され、3度目の面談で人事の責任者から金額の確認がありました。
そんなやりとりをしている中、現職で昇格があり、年収が100万円ほど上がりました。私は言うだけ言ってみようかな、ということで、報酬を100万円上げてほしいと電話で伝えてみました(すでに十分上がっていたのに図々しい)。するとすんなりCさんは人事と交渉してくれ、120万円上がりました。もう即決でした。完全に報酬に目がくらんでいました・・。
そしてその後、希望した額での正式なオファーレターを受け取ったのです。
その時はそのオファーレターを眺めてニヤニヤしていました。

退職

散々辞めることを悩んでいましたが、提示された金額で一気にそんなものは吹き飛んでいました。
その時の上司はさっぱりしていたので、辞めることについて引き止めはありませんでした。
ただ、常に良くしていただいていた役員の方たちに引き止めていただいたのは本当に嬉しかったです。

その後、引き継ぎの書面を作成し、2か月間かけて丁寧に引継ぎを行った後、1か月の有休消化期間を経て退職しました。
最後の1か月は忘年会シーズンに重なったこともあり、忘年会と送別会でほぼ毎日が宴会でした。

実は退職後も2年くらいはこの会社が懐かしくてなかなか忘れられませんでした。ただ、この時は完全に金に目がくらんで浮かれていましたね・・。

そして、次の転職ストーリーへと続きます。

振り返り

良かった点

  • 年収アップ(1.5倍)
  • きれいに辞めた点

反省点

  • 次の会社の経営者について情報を得ていなかった
    =これが次の退職理由に・・

私の転職体験記2 金融系ベンチャーへ

こんにちは、テッドです。
今回は私の2回目の転職について書きたいと思います。
1回目の転職でメーカーから会計事務所へ転職し、大コケした私。2回目の転職はうまく行ったのでしょうか・・。

転職活動時期

1回目の転職から4か月目。26歳。

転職理由

税理士として開業・独立している所長に魅力を感じてここへ転職した私。しかし、所長の普段の顔は面接の時とは全く違うものでした。(前回記事<リンク>の最後の振り返りで面接は相手を見るためのものでもあると書いたのはまさにココ!)
また、当時の給与は25万円/月程度。もちろんブラックなので残業代は出ませんでした。
加えて、そもそもここへ転職した時の認識の甘さがばっちり浮き彫りになる形で、税理士の仕事は私に合ったものではありませんでした(もちろん税理士の仕事そのものは素晴らしいものですが、私自身に合わなかったという、それだけのことです)。
また、SEとしてある程度の基礎知識を身に着けていた私がこの場に来ると、システムを教わる側から教える側になります。事務所内のシステム構築や客先のシステム構築のアドバイスなど、本来は会計事務所の仕事をするためにここへ来たわけですが、なかなか仕事を覚えることができず、一方でこれまで蓄えた知識やスキルを吐き出すだけになっていると感じたのです。まだまだ学ぶことはたくさんあるし、学びたいと感じていた私は、再度転職をすることにします。

転職活動開始

満足に前回の転職を反省していたわけではありませんが、前回リクナビNEXTで転職失敗した意識だけは持っていたため、何か別の方法が良いと考えていました。
そんな時、たまたま前の職場でお客さんだったAさんから連絡が来たのです。以前から私の仕事ぶりを気に入ってくれていて(か、単に悪い印象が無かったというだけなのか)、近況を気にして連絡をしてくれたのでした。
私は渡りに舟とばかりに、Aさんの部下として引っ張ってもらえないかを聞きました。
返事はOK。ただ、一定の採用プロセスは必要ということで、初めてのコネによる転職活動がスタートしました。

選考

転職先はベンチャーとはいえ、すでに社員は150名程度になっていました。
まず初めに所属する部門の部長(取締役でもある)と面談することになりました。これは正式な採用プロセスの外であり、Aさんが内々に採用を確約するためにセットしてくれました。今思えば、この部長がOKであれば採用はほぼ100%確定だったからでした。
シチュエーションはちょっと雰囲気があってお高いテーブルスタイルの居酒屋で、飲みながらの談笑。
これまでの会計事務所の所長とは違う、ホンモノの大人の貫禄の中に優しさが滲む、とても良い人柄の部長でした(後に取締役常務執行役員になり、私の結婚式にも主賓としてお呼びすることになろうとは、この時はまったく想像していませんでした)。

後日、その部長の部下に当たる方数名による正式な面接を受け、立て続けに人事との面接を受けました。
その日のうちに内々定の連絡をAさんからいただきました。

内定~退職

正式な内定通知書をもらってから、所長に退職の意志を伝えました。
ここでもしっかり順序は守り、所長に一番に報告しました。
所長は驚き、引き止め交渉があり、1時間程度で話は終了しました。

前職の時とは異なり、あまり緊張はしなかったように思います。

この時はできるだけ早くここを出て次へ行きたかったため、1か月での退職を交渉しました。
通常は引き継ぎなどしっかりして出ていく必要がありますが、在籍期間も短かったためそれほど引き継ぐものも多くありませんでした。

退職後、ちょっとした事件がありました。
会計事務所に労基署が入ったのです。
私のタレコミだと早とちりした所長が、私の実家にすごい剣幕で怒鳴り込んできたそうです。
その時は父が対応してくれたそうですが、父の「すぐに対処したほうが良い」というアドバイスで、私は出張帰りにその足で事務所へ行き、所長と直接話をしました。
誤解は解けたものの、最後までお騒がせな所長でした・・。

振り返り

・コネクションを使った初めての転職。あまりネット上でコネ転職の記事は多くないのではないかと思う。対象となる会社に入る目的では非常に有効です。
・一方で、給与面の交渉を行いにくいという特徴もあります。理由として以下が挙げられます。
 ①他社と同時並行で選考を進めることが難しいため、条件が合わなければ他へ行くという交渉材料が無い。
 ②条件についてのヒアリングは選考中に行われるため、給料を上げてほしいと中々言い出しにくい。
・②は人それぞれだと思いますが、これまでの転職ではいつも「少なくとも現状と同等で・・」と言ってしまうんですよね。受入側の人事からすれば、現状維持でOKとなります。こういったことを避ける意味でエージェントは非常に強力です。自分の代わりに交渉してくれます。また、こちらの記事<リンク>で紹介した外資系エージェントは、そもそも年収を上げる前提の仕事をオファーしてくれます。
・この会計事務所での経験(会計、税務の知識)は、この当時は全く価値を感じていませんでしたが、その後の社会人生活で大いに役立つことになります。

私の転職体験記1 会計事務所へ

こんにちは、テッドです。
正直、こんな体験談が読む方の役に立つかわからないのですが、良い判断をしてきたというよりは、いろいろ間違えて遠回りしてきていますので、間違っているところはこれを読んで同じことをしないようにしていただき、良いと思っていただける部分はマネをしていただければと思います。

転職時期

社会人4年目、26歳のときでした。

当時の仕事

金融のSEとして働いていましたが、プログラミングよりは客先に出て要件定義をするような仕事をしていました。
今思えば、あの時コーディングをちゃんと勉強しておけばと思いますが、当時は今と違って製造(プログラミング)は比較的下流の工程であり、上流工程(要件定義や設計)の方に憧れがありました。実際はどこを担当しようがきっちり仕事をすればよいわけですが、なぜか当時は上流工程をやりたかったんですよね。

転職理由

当時、それまで熱心に面倒を見てくれていた定年間近の主任から、イケイケの若い主任に上司が変わったことが一つのきっかけでした。営業が上手かった(と社内で評判だった)彼が、客先で見せる態度と社内での態度のギャップに、馬鹿正直だった自分はズルい人間の二面性を見た気がして、「こんな人が評価されるのがこの会社なのか」と失望したのを覚えています。
一方で、入社したときからいつかは転職するものという考えがありました。これは自分の父に由来するものだと思いますが、それについてはまた別の機会に書きたいと思います。
士業に漠然とした魅力を感じていました。資格を得ることによって法律で専売特許が与えられることが良く思えました。
(東京ではなく)地元で働きたいという思いがありました。
そして、たまたま登録したリクナビNEXTで、地元の会計事務所の求人を見つけたのです。

選考~内定

たまたま見つけた求人にビビッときた私は、すぐにリクナビNEXT経由でエントリーをしました。
今思えば、まったく衝動的でとんでもない判断をしたものだと思いますが(理由は後述)、当時はそれが正しいと思っていました。
事務所の所長(税理士事務所の税理士)との面接が一度だけ。その後食事に誘われ、ステーキをご馳走になりました。自分のビジネスを持っている人はこんなところでランチして凄いな、と感じたのを覚えています。
自分もこうなるんだ!という思いを抱くとともに、その場で内定。
そして、私が年収1,000万円から遠ざかることも内定したのでした。。

退職

直属の上司である主任に辞めると伝えました。会議室に呼び出しましたが、初めての告白くらいドキドキしました。そしてその上のマネージャーにも退職の意志を伝えました。驚かれましたが、引き止められませんでした。後にも引き止めない上司には出会っていますが、嘘でも引き止めた方が良いですね。誠意をもって引き留めてくれた上司のことは忘れません。
有休消化はさせてもらえませんでした。今思えば、きちんと主張すればできたのですが、マネージャーから「そういうことは止めておいたほうが良い」と言われ、素直に従いました。
最終日、社員証に自分でハサミを入れるよう人事に言われていました。初めての退職。あのハサミの感触は今も覚えています。皆で卒業するのとは違う、自分ひとりがここから出ていくという瞬間。自分で決めたことなのに、何とも言えない寂しい気持ちでした。

振り返り

・唯一良かったことは、転職先が決まる前に会社を辞めてしまわなかったことだけでしょうか。
・使ったサービスは当時のリクナビNEXTのみ。
・たまたま見つけた求人に飛びつくという愚かな行動。先を見据えた戦略も何も無い。
みなさんは何のための転職かちゃんと考え、複数の転職先を吟味してください。
・面接を選んでもらうという気持ちで受けている。
「受かる」「落ちる」というモノサシは違うと思う。
面接は自分が評価されるだけでなく、こちらがこれから一緒に働く人を見る機会でもあるため、限られた機会を有効に活用して相手をしっかり見るべき。
特に個人事務所の社長などはその人がルールであるから、人間をしっかり見極めねばその後の会社生活の大きなリスクになる。
・誰にも相談していない。
当時、エージェントの存在など知らなかったため、タダで相談に乗ってくれる人がいるとは夢にも思わず、狭い視野で近視眼的に求人を見て短絡的に応募するという、最も理想とかけ離れた転職活動をした。
みなさんはエージェントを活用しましょう!