
こんにちは、テッドです。
お金に関する教育を受けていない多くの日本人は、資産形成もままなりません。老後に必要な資金は2,000万円とも3,000万円とも言われますが、私たちはどんな老後を迎えるのでしょうか。今の高齢者の生活から何か見えるかを考えたいと思います。
最近は働く高齢者が増えているそうです。今回は60代の雇用や生活について労働政策研究・研修機構のアンケート調査を見ていきましょう。
働く60代
仕事をしている60代は59%いるそうです。
このうち、
会社などに雇われている人 65%
自営業 11.9%
仕事をする理由は経済上の理由
仕事をしている理由
経済上の理由 76.4%
いきがい、社会参加のため 33.4%
健康上の理由 20.6%
頼まれたから 15.6%
定年直後から働き続ける
定年経験者のうち、定年直後に「仕事をしていた」が 63.4%
定年直後に仕事をしていた人の就業経緯は、勤務先の会社などでの再雇用・勤務
延長が 73.9%
高齢期に向けての準備は「していない」人が大半
高齢期のキャリアを意識して行った職業能力開発や転職準備等については、
「特に取り組んだことはない」 65.4%
「資格を取得するために自分で勉強したことがある」 12.8%
「資格取得について調べたことがある」 7.6%
「資格取得を目的とはしないが、自分で勉強したことがある」 7.6%
働き続けたい人が多い
60~64 歳で働いている人を対象に 65 歳以降の働く予定を尋ねると、
「採用してくれる職場があるなら、ぜひ働きたい」 30.5%
「すでに働くことが(ほぼ)決まっている」 25.6%
「まだ決めていない。わからない」 27.2%
「仕事はしたくない。仕事からは引退するつもり」 7.0%
引退しようとしている人が少ないことがわかります。
今後望ましい仕組みについては、
「希望すれば何歳まででも働ける仕組みが望ましい」 41.7%
「60 歳より上の定年年齢が望ましい」 33.4%
「定年後の継続雇用の上限年齢の引き上げが望ましい」 16.9%
と、いつまでも働き続けたい人が多いことが伺えます。
現役の皆さんはどんな老後を迎えたい?
これを読んでいる方は現役世代が多いと思いますが、これを読んでどのような老後を想像したでしょうか。
何も準備をせずに老後を迎え、経済上の理由から働かざるを得ない人が多いのではないか。私はこう読みました。そして同時に、きちんと資産形成をした上で老後を迎えたいと改めて思ったのでした。
このブログではお金についても発信していきます。
現役の時からしっかり資産形成をしていきましょう!